朝晩の冷えがだんだんと厳しくなり、寒暖差が大きい季節になってきました。
冬に向けた冷え対策は万全でしょうか。
冷えは「ちょっとした悩み」の一つととらえられがちですが、身体の様々なトラブルの原因になります。
筋肉が硬くなって肩こりや腰痛を招くほか、腸の動きを低下させて便秘をもたらす一因になります。
そして何より大きいのが、免疫力の低下。
体が冷えると病原菌などへの抵抗力が弱くなり、病気にかかりやすくなります。
まさに「万病のもと」です。
いわゆるQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を保つうえでも、冷えはぜひ解消したい問題です。
QOLとは、身体的にも精神的にも元気で充実した毎日を送ることですが、冷えは体だけでなく、心の疲労や慢性的な不快感をもたらすからです。
冷えの悪化にとりわけ注意を払いたいのが、30代後半や40代以降のミドルエイジです。
中年になるにつれ、筋肉量が減ります。
それによって作り出される熱も減ってしまいます。
また、脚などの筋肉は、血液を心臓に戻す「ポンプ」の役目も果たすため、筋肉が弱くなると血流も滞りやすくなります。
運動をすることは、立つ・歩くといった姿勢保持や歩行能力の維持にもつながり、まさにQOLの向上に直結します。
イルチブレインヨガでは、深い呼吸とともに体を動かすことで、冷えを緩和。さらに、心や脳にも働きかけることで、達成感や爽快感を得やすくなります。