こんにちは
「忙しい」生活の中にいても、大切なものだけはなくならないです。
私たち現代人は、健康をとても大切にしますが、その「健康」は何のために必要でしょうか?
そんな思いで、眺めていた一指博士の本「筆絵瞑想」の中に、その答えになる入口を見つけました
✿~~~✿~~~✿~~~✿~~~✿
弘益(ホンイク)
個人の小さな利益を超え
他の生命や人のためになりたいと思う心
これは人の備える
最も気高い価値であり、脳の最高機能だ
【解説】
今までどのように生きたのであれ
自らをどう評価しているのであれ
人はみな、世のために貢献した人として
人びとの記憶に残ることを願う。
人は誰しも
被害者意識や利己心、うぬぼれよりも深いところ
感覚的な快楽を求めるよりも深いところに
世のため人のために何か良いことをしたいという
弘益の本能を持っている。
弘益の本能は、私たちをこの世に送りだした根本的な力であり
疲れて大変でも最後まで生きていこうとする原動力だ。
この弘益の本能が満たされなければ、私たちは
多忙な一日を終えても、何か虚しさを感じ
世を去るときには、人生に悔恨を抱くようになる。
私たちの胸の奥深くには
世のために役立ちたいという崇高な願いが息づいている。
これが私たちの内に植わっている神性の種だ。
私たちには、それぞれに夢がある。
そしてその夢は、個人の利益追求にとどまらず
家族や隣人、さらには社会全体、人類に役立つことを願う
そんな心がある。
どんな場所で、どんな職業を持ち
どんな人と共に働き、暮らしているのであっても
私たちは、心の奥深いところで
世のためになる人になりたいと願っている。
私たちはもとより弘益人間なのだ。
✿~~~✿~~~✿~~~✿~~~✿